· 

【中小企業の防衛策】経済ショック到来は待ったなしだ

先週末から、ウクライナでの戦闘が激しさを増しています。

その一方で、侵攻したロシアへの国際的な経済制裁が先鋭化し、通貨ルーブルが大暴落しています。

通過ルーブルは1日で20%も下落したため、ロシアの中央銀行は政策金利を20%にまで引き上げて、自国通貨防衛に血眼です。

モスクワでは、銀行の取り付け騒ぎを嫌ってか、ATMには長蛇の列ができています。

 

どうも、嫌な感じです。

ロシアは、大国で、かつ、資源国です。

天然ガスは日本も輸入しているし、ドイツ、イタリアはロシアが天然ガス調達先の筆頭です。

たかが、ルーブル、なんてたかを括っていては行けません。

かつて、タイでも、お隣の大韓民国でも、通貨危機が発生しました。

当時と違って、世界経済はより一層綿密にサプライチェーンを介して繋がっています。

リーマンショックを思い出してみてください。

たかが、ニューヨークの一投資銀行が破綻したところで、日本の、ましてや中小企業には何ら影響もない、なんて対岸の火事の気分で様子見をしていたら、見る間にリーマンショックにさらされました。

 

今回やってくるかもしれない経済ショックは、リーマンショックの比ではないのでは・・・と北出にも思えてなりません。

目先、すぐに、ガソリン、ガス代、電気代が上がってきます。

それに伴って、物流コストのアップ、容器や資材の高騰などなど、新型コロナウイルスで既に痛んでいるサプライチェーンに致命的なダメージを与えないとも限りません。

 

 

とはいえ、今のところ、中小企業が一企業として表立って打てる手は限られますが、やってくるかもしれない経済ショックに身構え、心構えを新たにしておく必要が中小企業経営者にはあります。

何度も北出が申し上げているのですが、このような経済ショックをやり過ごすために、中小企業に必要なことは手元流動性を十分高めておくことです。

借入金が一時的に増えることはやむなしをすべきです。

しっかりと現預金を保有しておくことが何より事業継続に必要なことです。

経済ショックが本格的に及んでくる段階で、政策的な制度融資や補助金・助成金が打ち出されることにもしっかりとアンテナを張っておかなければなりません。

 

いやはや、経済ショックは来ないに越したことはありませんし、北出が狼少年で終われば良いのですが、どうも、今回はやばい感じがする。

トヨタの国内工場全てが操業を止めるなんて、驚くしかありません。

 しかも、それがどうもロシアのハッキングの仕業とは・・・。

中小企業経営者の皆さん、やってくるかもしれない経済ショックに向けて、しっかりと身構え、心構えを整えておく必要があるのです。