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【中小企業の経営改善への道】たくさん、No!をもらうこと

2022年2月ももう半ば。

ボチボチ、春の兆しが見えてきてもいい頃ですが、今年はまだまだ寒さが続きます。

オミクロン株も絶好調で、中小企業経営者は、「もううんざりや、勘弁してくれ」と泣きを入れたくなっても仕方ありません。

 

オミクロン株が絶好調で、寒さが厳しくて、経営改善を進める中小企業経営者の心は折れてしまう寸前ですが、中小企業が経営改善への道を進んでいくためのスペシャルメソッドは残念ながらありません。

そんなもんが本当にあるんなら、誰かがとっくにやってます。

心は折れそうになりながらも、経営改善への道はただ一つ。

それは、「やれることを、やって、やって、やりまくる」。

これに尽きます。

 

「経営改善に取り組もう!」となった時、会社として取り組むべき施策を列挙しますが、その施策のうち、達成見込み度がA見込みもあれば、C見込みも混在します。

見込み度が高い順から手をつけていったとしても、オミクロン株が絶好調で、寒さが厳しく、モノ不足で物価高となれば、コロナ前の平時であれば「楽勝!」であったはずのことで思わぬ苦戦を強いられます。

A見込みであるはずが、「いや、今の当社にはそれは必要ありませんねえ」とか、「ま、少し検討はさせてもらいますけどね」とツンデレな言葉が返ってきます。

やってみたはいいけれど、結果として、「No!」が山盛りになってしまったりします。

 

しかし、実はこの「No!」が極めて重要です。

この時重要なのが、「当社として御社にこれだけメリットをお届けできます」という具合に、提案をより具体化することです。

提案がより具体的であれば、相手からの「No!」も具体的にならざるを得ません。

あるいは、場合によっては、「うちが欲しいのはこれじゃなくって、そっちなんだけど、御社でそれってできるの?」みたいな回答が得られればシメタものです。

より具体的な提案をして、たくさんの「No!」を頂けば頂くほど、こちら側も研ぎ澄まされてきます。

経験則がより積算できます。

 

例えば、規定打席に達していないプロ野球選手が3打数3安打をマークすると、笑ってしまうくらい打率は上がりますが、一度3打数ノーヒットになれば、打率は1割台に急降下します。

他方、規定打席に達していて、コンスタントにスターティングメンバーに名を連ねている打者であれば仮に3打数ノーヒットでも打率の下落は大したことはありませんし、打席数が増えれば増える程、経験値が上昇するため打率の上昇確率が上がっていくことが予想されます。

 

このように、経営改善を進める中小企業にとっては、「やれることは、やって、やって、やりまくって」、「よりたくさんのNo!」を食らうことがとてもとても重要です。

 

中小企業経営者の皆さんには、経営改善を進めるために必要なことが、より多くのNo!を頂くことであると念頭に置いて頂きたいのです。