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【中小企業経営者へのエール】年始ならでは、中小企業目線で2022年を占う

皆様、あけましておめでとうございます。

2022年、新しい年の到来です。

新年が来た、というだけで、ウキウキ、ドキドキ、ワクワクしてしまうのはなぜでしょうか?

普段は、多忙な中小企業経営者にとっては、新たな決算期を迎えた時と同様、絶好のリスタートのタイミングです。

 

とはいえ、本日、1月5日時点で、東京、大阪そして沖縄を筆頭として、新型コロナウイルスの第6波到来を感じさせる嫌なニュースが拡散しています。

飲食店やサービス業の経営者にとっては、「またか! ホンマに勘弁してくれ」というのが本音のところです。

新型コロナウイルスの再感染が最小限度に抑えられることを祈らずにはいられません。

 

話は変わって、今年のお正月は、私北出にとっては箱根駅伝で母校が土壇場でシード権を獲得してくれるなど、テレビを見て、飲んで、食って、寝てという具合に、とてもとてものんびりすることができ、体重の増加が気になるところではあります。

また、大企業経営者や、財界人、大手証券のアナリストなどの2022年を展望する新聞記事も熟読し、「なるほど、そういう目線もあるんやなあ」と感心してはいました。

しかしながら、多少の違和感がないわけでありませんでした。

それは、大企業や大手金融機関の目線でのお話なのであって、市井の中小企業経営者や小規模事業者事業主の景気への見通しや実感とはそれなりのギャップがあるという点が最も違和感を感じたところです。

「大企業はそうかもしれへんけど、中小企業はそういうわけにはいかへんのや」というのが中小企業経営者・小規模事業主の本音だと考えています。

 

例えば、為替についてですが、円安をメリットとして享受できるのは国内生産分を輸出している大企業製造業で、自社ブランドの自社製品を持たない中小企業は、輸入はあれど、輸出はほとんどありません。

もっとも、最近では、日本の農産物を香港や台湾に高値で輸出して新境地を開いているケースもあるようですが、中小企業・小規模事業者の中では、ごくごく限られた存在でしかありません。

輸出はない一方で、原材料を輸入に依存する中小企業にとっては、円安はコストアップのデメリットしかありません。

原油高は、全ての業種、業態でコストアップ要因でしかなく、短期的には原油価格は高値で推移することは避けられそうにありません。

中小運送業にとっては、燃料費は運送原価の大きなウェイトを占めているため、仕事があって、車両を走らせば走らせるほど、売上総利益が減少してしまいかねません。

人手不足も深刻です。

新型コロナウイルス感染防止のための水際対策強化によって、外国人技能実習生を呼び寄せることが難しくなっています。

勤勉な外国人技能実習生の補充ができないとなれば、製造現場や建設現場では、人手不足がさらに深刻化し、人件費単価の上昇に直結します。

残念ながら、2022年の中小企業・小規模事業者にとっては、新型コロナウイルスがもたらした副作用というべきコスト高の影響は避けられそうにありません。

このように、お正月の新聞紙面での「2022年は本格的な景気回復が期待される」的な楽観論は、中小企業経営者には「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!」と白けるばかりに聞こえている可能性を拭うことはできません。

 

とはいえ、せっかくの新年なのだから、目線を変えて、今年こそ、儲けなければなりません。

逆風下でも儲けている経営者は必ずいます。

2021年最終のブログでも書かせて頂きましたが、コロナ禍を中小企業が生き抜くキーワードは、「量より質への転換」です。

私も、2022年をお客様企業を全力でサポートし、「息子に安心して継がせられる会社、次世代に残せる会社を創造していく」ことを改めて心に近い、全力で業務の邁進していく所存です。

皆様、どうぞ、2022年もよろしくお願い申し上げます。

 

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