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【中小企業のコロナ禍生き残り策】低価格路線から脱する

コロナ前、多くの飲食店等サービス業に於いて、価格競争が常態化していました。

宴会の飲み放題付きのコース、一人4,500円、なんてのが当たり前で、悲しいかな、1社が価格を下げると他社も追随、まるでバナナの叩き売りのような状態が当たり前となっていました。

 

一方、コロナ禍となり、はや、2年近くの年月が経過した中、都市部を中心に酒類の提供自粛、協力金の振り込み遅延が断続的に発生、事業継続、生き残りのため、コロナ資金を借入れ、場合によっては金融機関各行のご協力を得て特例リスケで元本返済をストップしたりして、しのいでしのいできました。

 

そして2021年10月、全国で緊急事態宣言が解除され、12月を迎えている今でも、コロナ前への回帰は望むべくもありません。

大多数の企業は忘年会の開催を見送っている他、社用の接待もほぼほぼ皆無の状態です。

 

そんな中、今の消費、特にサービス業への消費者ニーズは、質より量から、品質重視に大きく転換しました。

飲み会も個人レベルになったので、へべれけになるまで飲むような人は見られず、数少ない外食、外での消費なのだから、美味しいもの、いいものを食べたい、買いたいという消費行動に移行しました。

北海道直送の海鮮は、スーパーでは手に入らないもので、「うちならでは」という仕入ルートが確立されているところに希少価値が生まれます。

「ちょっと高いけど、自分たちへのご褒美消費」への支持が間違いなく高まっています。

もちろん、食材だけではありません。

心のこもった丁寧な接客や商品知識が、所得が高く消費ニーズが高く、好奇心の塊のような消費者を吸い寄せます。

 

この際、コロナ前の「安かろう、悪かろう」とか、「質より量」的なやっつけサービスと低価格路線からは決別して、お客様に寄り添い、大切にするホスピタリティあふれるサービスを提供することで、コロナ禍をたくましく生き延びる必要があるのです。