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【中小企業経営の掟】銀行には「安心感」を

資金調達を金融機関に依存する中小企業にとって、金融機関との信頼関係は生命線です。

金融機関担当者は、一定期間毎に交替していますが、交替時の引き継ぎでは、悪い材料は必ず引き継がれます。

「あの社長には、気をつけといた方がいい」。

中小企業経営者は、必要以上に金融機関にへりくだる必要はありませんが、喧嘩は禁物です。

金融機関も取引先等と同様に、あくまでもビジネスパートナーです。

商いをさせてもらって、買って頂いている得意先に喧嘩を売るような経営者いません。

金融機関も同じことです。

 

中小企業経営者が想像するよりも銀行等金融機関は保守的です。

革新的なことよりは、地味ながら着実にコツコツ安定している方が好まれます。

「そんな具合やから、革新的な会社が生まれない。GAFAが日本に生まれないのはそういうことなんや!」というご指摘はごもっともですが、現実はそういうものです。

「資金繰りが安定している」、「前期比増収増益になっている」などなど、銀行等金融機関は「安心感」が大好きなのです。

 

一方で、上場準備に入ったり、実際にI`POを実現した会社は少し違います。

「新商品は?」、「革新性はどのくらい?」、「これできっとPERが上がる!」というのが証券会社の引受部門のスタンスです。

証券は「ドキドキ感」、「ワクワク感」が大好きなのです。

 

これが銀行や信金などの預金等受入金融機関と証券会社との決定的な違いです。

中小企業経営者は、その使い分けを適宜行う必要があるのです。

 

最後にまとめます。

「銀行には安心感を!」。