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借入金利の利率は金融機関の評価そのものである

銀行から融資を受けている中小企業経営者にとって、「うちの会社って、銀行からどういう評価なんやろう?」という疑問がついて回ります。

社長仲間同士で、「お前の会社、どうなんや?」と話題に上ることはあっても、細かいところまでは詮索しにくいというのが実際のところです。

中でも、借入金の利率は経営者の最大の関心事です。

年率2.5%ならどうなのか? 世間相場からすれば高いのか、低いのか? 経営者は眠れなくなりそうです。

 

現在の、メガバンクの短期プライレート(短プラ)は1.475%。

メガバンク短プラはもう12年以上も据え置かれたままで、ゼロ金利、マイナス金利が常態化していることがわかります。

 

しかしながら、短プラ、長プラはもはや形骸化していて、特に優良先に対しては、TIBOR等マーケットから調達した市場金利にスプレッドを乗せて出来上がりの金利を適用しているケースが多くなってきています。

 

レートの決まり方は、基本的には金融機関の格付けや債務者区分によっていて、優良先ほど、低レートが適用されています。

レートは、金融機関から見た信用度をそのまま反映しているといます。

また、一行取引の場合、複数行取引よりも高レートになる傾向があります。

 

中小企業経営者は、金利に強くなることが大切です。

金利は0.125%刻みです。

メインバンク担当者に「うち、3期連続増収増益なんやから、0.375%下げてもらえへんか?」とジャブをかますだけでも、担当者は怯みます。

担当者側も、「この社長には迂闊なことは言えへんな」な一目置かれるかもしれません。

 

「うちの会社の金利、何%かとっさにわからん」と言うようでは経営者失格です。

中小企業経営者の皆さん、金利に強くなりましょう。