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2021年11月コロナ禍の中小企業の風景

2021年も11月に入りました。

今年も残すところ2ヶ月弱。

社会は、新型コロナウイルスに散々振り回されました。

中小企業も例外ではなく、飲食業や観光産業といった直接的な影響を受けだ業種だけではなく、原材料高、人手不足、半導体の世界的な奪い合い等で、新型コロナのとばっちりは様々な業種、業態に及びました。

他方、10月には全国で緊急事態宣言等が解除され、コロナ前と同様とはいかないまでも、街に、観光地に人が戻り、飲食店でお酒を飲めるようにもなりました。

 

一方で、中小企業の経営環境は依然として本格的な回復には程遠い状況が続いています。

人々の行動変容によって飲食店の深夜帯の集客力は低調です。

Zoom会議が日常化して、出張族の姿もちらほらです。

こうした中にあって、民間金融機関の保証協会保証付無利子融資は今年3月末で終了し、残る政府系のコロナ資金も渋い状態で、中小企業にとってのコロナ対策としては、資金調達のフェーズは事実上終了したと言えます。

緊急事態宣言等が解除された今となっては、中小企業経営者は、「コロナだから仕方がない」と言う言い訳が通らなくなってきました。

人件費が高止まり、原材料高が続く中、顧客の満足を得ていくのは並大抵の企業努力では間に合いません。

 

2021年11月の今だからこそ、中小企業にとって必要なことは「基本に立ち戻る」ことです。

納期を遵守しつつ、品質を保つ、原価管理を徹底する、無駄な経費を削ぎ落とす、もちろん、これまでもどの中小企業も取り組んできたことですが、更に、ブラッシュアップして、精度を高める必要があります。

今こそ、「算数経営」をフル活用する時です。

 

中小企業経営者にとっては、ここは正念場。

部下任せにするのではなく、現場を直に直視して、ネガティブな因子があれば直ちに潰していきましょう。