次に具体的な銀行対策のステップをご紹介します。
<Step1>決算書等の検証(何が課題なのか? 強みは何か。財務は脆弱ではないか?)
<Step2>資金繰り表の作成(過去6ヶ月間の入出金実績集計)
→入出金実績を元に、向こう1年間の資金繰りをシミュレート)
→キャッシュアウトはしないか? 資金ショートの金額は?
→事前の段階からメインバンクの追加のニューマネーの打診、
場合によってはリスケジュールも検討
<Step3>経営改善計画書の策定(5ヶ年、10ヶ年、あるいはさらに超長期)
→収益改善への道筋明確化
→実態ベースの債務超過解消へのロードマップ明示
<Step4>金融機関への月次モニタリング実施
→資金繰り表の計画値に対する実績値集計、評価(何が良かったのか? 未達の理由は?)
→資金繰り表及び試算表
→原則、毎月実施