残念ながら、「算数経営」が経営に携わる方、全てから両手をあげて賛同して頂けるわけではありません。
「経験と勘がモノを言う」
「数字よりも哲学だ、フィロソフィーだ」
「今は悪いけれど、これがずっと続くとは限らない」
確かにこういう主張があるのも事実です。
しかし、本当にそれでいいでしょうか?
下手な過去の成功体験は、魑魅魍魎のこれからの時勢、何の役にも立ちません。
哲学を語っている経営者は、そもそも哲学の前提として、数字には徹底してこだわっています。
根拠のない楽観視は、臭い物に蓋をする、問題の先送りの他なりません。
最高司令官たる経営者に「甘え」は禁物です。
傾向として、債権回収(売掛金の回収)に労を要さないような業種で、「アンチ・算数経営」が散見されるようです。
楽観視は排除して、キツめキツめに万事予測することこそが、生き残りへの最適解です。
「算数経営」が苦手な方は、中小企業経営者には向きません。
人格を否定しているわけではなくて、単に「向き・不向き」の問題です。
「算数経営」は無理、と言う方は、さっさと手仕舞いして、毎月確実にお給料が振り込まれてくるサラリーマンになりましょう。
オーナー経営者として身を立てるためにも、「アンチ・算数経営」はダメなのです。
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